昨年1年間の特殊詐欺の件数は、は13,526件(-3,325件、-19.7%)、被害額は277.8億円(-38.0億円、-12.0%)と減少傾向にはあるものの依然高水準のようです。(警察庁:令和2年における特殊詐欺の認知・検挙状況等について)
そのうち、新型コロナを利用した詐欺も55件あったそうです。
- 保健所職員を名乗る者から電話があり、「高齢者を対象にワクチン接種ができます。」、「それには一時金が必要です。」と現金を要求された。
- 製薬会社社員を名乗る者から電話があり、「ワクチン製造会社と連携しており、事前に申し込めばワクチンを打つことができます。」、「予約金が必要です。」と現金を要求された。
- 「新型コロナウイルス予防接種が優先的に打てる」といった内容で、URLも記載されたSMSが届いた。
その時の話題や関心ごとを巧みに利用するので注意が必要ですね。
警察庁特殊詐欺対策ページではオレオレ詐欺をはじめとする特殊詐欺の手口をわかりやすく解説しています。特に高齢のご家族がいる方は一度見ておくと良いと思います。